桃栗三年柿八年

夫婦のこと書いています

育児とセックスレス

日曜の深夜です。

さすがに妻の前でこのSNSの記事を書くことは出来ません(笑)。

明日の出勤の支度をしながら部屋で書いています。

休みが終わると明日から日常。

そんな休みの最後に抱き合えると明日への鋭気が出るのでしょうが・・・

現実はそんなに甘くはありません。

 

そうそう、今日のことです。

私の住む地区はのどかな田舎の新興住宅地。

私が越して来たころは区画に三軒しか家がなくて、のんびり過ごせる場所だったのですが、ここ5年で区画は全部埋まりました。

今では子供も多く賑やかな住宅地に変わりました。

 

私の家の隣に他県から若い夫婦が4年前引っ越して来ました。

翌年に双子が誕生。

その次の年に、またまた出産。

そして今年の春にまた出産とすでに4人の子持ち。

子宮の休まる期間がないのにも驚きですが、生まれた子供が全員男の子というのも驚きです。

 

その奥さん、とてもキュートで可愛い感じの女性。

優しそうなよき母親に見えますが、もの凄く大きな声で子供を怒鳴り散らします。

外から聞こえるその怒濤の声が隣の奥さんとは最初は信じられませんでした。

 

「何やってんだよ!!コラ」

 

「オイ!!ちゃんと聞こえてんのかよ」

 

まるで男の喧嘩口調で子供を怒鳴りつけるわけです。

もちろん旦那さんもいるようでしたが。

 

延々と続くその育児ノイローゼのような奥さんの声を聞いていると、私も妻とセックスしたくなかった頃は、同じような経験をしたことを思い出しました。

私の妻も軽い育児ノイローゼ状態になり、私や子供に対して同じように怒鳴ることが多々ありました。

そういう時ってヒステリーっていうものなのか、こちらの言葉は全く否定されますし、落ち着くまでは何を言ってもダメなんですね。

夫婦喧嘩とはちょっと違って、怒るというよりストレスで精神的に追い詰められている感覚でしょうか。

 

「子供がいなくなれば楽になれるかな」

 

「子供の顔が鬼に見えて怖くなる」

 

こんなことを言われると、本気でヤバイと感じます。

精神的に余裕がなくなりセックスを拒否する妻。

そして、妻の行動と精神的な不安から女として見られなくなる私。

これが私たち夫婦のセックスレスの原因のひとつです。

 

ひとつと言うのは、子育てに余裕が出れば一時的なものであれば、元に戻せるはずなのに戻れなかったのは他にも原因があったということです。

 

今思えばこんなことがという些細なことも、妻にとっては私を嫌いになる要因のひとつになり得るのです。

ホント夫婦が他人であるというのを、まざまざと知らされます。